FC2ブログ
10月の13日にはマヨルカ音楽祭でオペラガラコンサートに出演しました。

IMG-20181013-WA0001.jpg
巨大ポスター!

いつもながら錚々たるメンバーに囲まれて幸せな時間でした。
年も近いのにスカラ座などで歌っているソプラノのテレーザ・ダックスさんには特に刺激を受けました。

マヨルカの音楽会としては珍しく演奏会の批評が新聞に載りました。

46178242_2109875932407919_7805371790758248448_n.jpg

僕について特に何行か書いてくれています。スペイン語なので100%は理解できないのですが。
4人のソリストの声がよかったこと。それからトオル・イグチが演劇的表現力の豊かさで大きな拍手をもらっていたこと、などがかかれていると思います。



映像はあまりよく無いのですが、当日の録画から
「セビリアの理髪師」からフィガロのアリアです。

スポンサーサイト
お久しぶりです。
ただいま演奏会のためスペインのマヨルカ島に滞在中です。
ですが、とりあえず過去の演奏会の報告を(^^;
10月の5日にヴュルツブルクで貴重な体験をさせていただきました。

Plakat Weg und Wegweiser

日本学の権威でパリ大学などの教授を歴任されたハルトムート・ロータームントさんの新刊本の発売記念朗読会で、日本歌曲等計14曲を演奏しました。

「道と道しるべ」と題されたこの本は、主に江戸時代の道徳教育的な説話や短歌を集めて解説した本です。
その中からロータームントさんが選び朗読した「親孝行」、「夫婦生活」、「旅の心得」といったテーマの短い文章に合った日本歌曲を探して歌わせていただきました。
この選曲作業が思ったより難しく、しかもテーマに合った曲はほとんどが今まで歌ったことのない曲だったので、譜読みも本当に大変でした。
本番ではその甲斐あって、文章と音楽がいい化学反応をみせて最初から最後まで楽しめる会になったのではないかと思います。

今回は日本人の演奏家に出演してほしいというリクエストがあり。津山治香さんという、ヴュルツブルク音大で講師として活躍されている素晴らしいピアニストに共演をお願いしました。おかげで安心して歌うことが出来ました。久しぶりに日本語でピアニストと合わせをしてなんだか新鮮な気持ちがしました。

この演奏会のための勉強を通して多くの名作歌曲に知り合えたことも収穫でした。

とくに気に入ったのが平井康三郎の酒の歌という四曲からなら歌曲集なのですが…残念ながら紹介できる録音が見つかりませんでした。いつか日本で演奏したいと思います。





遅ればせながら近況報告を(^^;)

8月はミュンヘンのオペラの千秋楽や、その後プファルツ地方での2週間のマスタークラスなどがあり、また合間にドイツ語で論文を書かなければいけなかったこともあり、かなり忙しくしていました。

そして9月。
川越で「音楽の集 ナスカ」さんのカルミナ・ブラーナの演奏会でソロを歌うため日本に帰ってきています。
ありがたいことに今年三度目となる日本での演奏会。
三度とも帰国してあまり日をおかずに本番を迎える形になりましたが、その甲斐あってなんとなく体がそのリズムになれてきたような気がします。
時差ボケを感じることなくいい形でコンディションを整えることができました。

IMG_20180909_103342.jpg

IMG_20180909_095050.jpg

ウェスタ川越の比較的新しいホールはとても響きがよく、その音響のおかげもあって力まずに歌うことが出来たような気がします。

IMG_20180909_160632.jpg

指揮の酒井先生の温かいご指導のもと、合唱の皆さんが柔らかい響きで気持ちよく歌ってらしたのが印象的で、その心地よい響きに僕も助けられました。
共演したソプラノの山中さんは僕が院の3年のときソロを歌った芸大メサイアに学部1年で乗ってらしたそうです。
時の流れの速さに冷や汗をかきました。
山中さんの安定感のある素晴らしい歌唱には大きな刺激を受けました。

酒井先生のご指示で曲中酔っぱらいの演技をしましたが、合唱団の方によるとリハーサルの時の方が面白かったそうです。
悔しい!

今回は本番のあと1週間ほど故郷の長野県でゆっくり過ごすことが出来ました。
明日ドイツに帰ります。
IMG_250718_184515.jpg

今週末はミュンヘン郊外のBlutenburgというお城でオペラの野外公演があります。
普段は室内で公演しているヴェルディのルイーザ・ミラーの引っ越し公演です。

野外での上演に合わせて、演出の細かい部分を変える必要があり、昨日は久しぶりに稽古がありました。

自然に囲まれた美しいお城の中庭に設営された舞台は開放感があり、また、壁に囲まれているせいか響きも悪くなく、土曜からの公演が楽しみです。
ただし、雨が降ったらいつものホールで室内での公演になります。
昨日のリハーサル中にも天気雨が突然降り始めたので不安。
IMG_250718_185137.jpg

いい天気になりますように。
37378861_1940698205992360_7765909399314366464_n.jpg

先週の11日から今週の16日まで日本にいました。
久喜市で行われた音楽の集「ナスカ」さんのカルミナブラーナの演奏会でソロを歌わせていただきました。
本当はもっと早く日本に帰りたかったのですが、10日に中世高地ドイツ語の最後の試験があり、どうしてもドイツにいなければなりませんでした。10日に試験を終えて、その足でフランクフルトの空港へ。

カルミナ・ブラーナのソロを歌うのは今回が初めてで、このソロはバリトンにとってかなり高かったり声色を変えなきゃいけなかったり裏声を使う必要があったりと大変な曲なので、意気込んで練習しました。
気合いを入れて打ち込んだ甲斐があり、しっかりと演奏出来たような気がしてホッとしています。

37406463_1940698292659018_6422561968359473152_n.jpg

指揮の酒井良一先生が率いる合唱団の皆さんとご一緒させていただくのはかれこれ4回目。こうして何度も声をかけてくださる酒井先生には本当に感謝です。
合唱団、オーケストラ、そして酒井先生と一緒に演奏を重ねるうちに育ってきたものがあるのを感じます。
心地よい安心感と緊張感のなかで本番を迎えることが出来ました。

今回の演奏会はダンスが入る完全版のカルミナで、字幕も入り、また演奏の合間には酒井先生の面白トークも挟まれて、お客さんにとても喜んでいただける演奏会だったと思います。
素敵な企画に参加することが出来て幸せでした。

9月9日の日曜日には同じプログラムが川越で演奏されます。
その時に向けて、合唱団の皆さんの更なる成長を楽しみに、自分自身ももっといい歌が歌えるよう、練習に励みたいと思います。

17日にドイツに帰ってきて、19日と20日にミュンヘンでルイーザ・ミラーの本番を乗り切ることが出来ました。
今やっとヴュルツブルクの自宅に帰ってきて安心してブログを書いています。