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遅ればせながら近況報告を(^^;)

8月はミュンヘンのオペラの千秋楽や、その後プファルツ地方での2週間のマスタークラスなどがあり、また合間にドイツ語で論文を書かなければいけなかったこともあり、かなり忙しくしていました。

そして9月。
川越で「音楽の集 ナスカ」さんのカルミナ・ブラーナの演奏会でソロを歌うため日本に帰ってきています。
ありがたいことに今年三度目となる日本での演奏会。
三度とも帰国してあまり日をおかずに本番を迎える形になりましたが、その甲斐あってなんとなく体がそのリズムになれてきたような気がします。
時差ボケを感じることなくいい形でコンディションを整えることができました。

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ウェスタ川越の比較的新しいホールはとても響きがよく、その音響のおかげもあって力まずに歌うことが出来たような気がします。

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指揮の酒井先生の温かいご指導のもと、合唱の皆さんが柔らかい響きで気持ちよく歌ってらしたのが印象的で、その心地よい響きに僕も助けられました。
共演したソプラノの山中さんは僕が院の3年のときソロを歌った芸大メサイアに学部1年で乗ってらしたそうです。
時の流れの速さに冷や汗をかきました。
山中さんの安定感のある素晴らしい歌唱には大きな刺激を受けました。

酒井先生のご指示で曲中酔っぱらいの演技をしましたが、合唱団の方によるとリハーサルの時の方が面白かったそうです。
悔しい!

今回は本番のあと1週間ほど故郷の長野県でゆっくり過ごすことが出来ました。
明日ドイツに帰ります。
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今週末はミュンヘン郊外のBlutenburgというお城でオペラの野外公演があります。
普段は室内で公演しているヴェルディのルイーザ・ミラーの引っ越し公演です。

野外での上演に合わせて、演出の細かい部分を変える必要があり、昨日は久しぶりに稽古がありました。

自然に囲まれた美しいお城の中庭に設営された舞台は開放感があり、また、壁に囲まれているせいか響きも悪くなく、土曜からの公演が楽しみです。
ただし、雨が降ったらいつものホールで室内での公演になります。
昨日のリハーサル中にも天気雨が突然降り始めたので不安。
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いい天気になりますように。
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先週の11日から今週の16日まで日本にいました。
久喜市で行われた音楽の集「ナスカ」さんのカルミナブラーナの演奏会でソロを歌わせていただきました。
本当はもっと早く日本に帰りたかったのですが、10日に中世高地ドイツ語の最後の試験があり、どうしてもドイツにいなければなりませんでした。10日に試験を終えて、その足でフランクフルトの空港へ。

カルミナ・ブラーナのソロを歌うのは今回が初めてで、このソロはバリトンにとってかなり高かったり声色を変えなきゃいけなかったり裏声を使う必要があったりと大変な曲なので、意気込んで練習しました。
気合いを入れて打ち込んだ甲斐があり、しっかりと演奏出来たような気がしてホッとしています。

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指揮の酒井良一先生が率いる合唱団の皆さんとご一緒させていただくのはかれこれ4回目。こうして何度も声をかけてくださる酒井先生には本当に感謝です。
合唱団、オーケストラ、そして酒井先生と一緒に演奏を重ねるうちに育ってきたものがあるのを感じます。
心地よい安心感と緊張感のなかで本番を迎えることが出来ました。

今回の演奏会はダンスが入る完全版のカルミナで、字幕も入り、また演奏の合間には酒井先生の面白トークも挟まれて、お客さんにとても喜んでいただける演奏会だったと思います。
素敵な企画に参加することが出来て幸せでした。

9月9日の日曜日には同じプログラムが川越で演奏されます。
その時に向けて、合唱団の皆さんの更なる成長を楽しみに、自分自身ももっといい歌が歌えるよう、練習に励みたいと思います。

17日にドイツに帰ってきて、19日と20日にミュンヘンでルイーザ・ミラーの本番を乗り切ることが出来ました。
今やっとヴュルツブルクの自宅に帰ってきて安心してブログを書いています。

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日本からとんぼ返りして数日後。
6月22日にミュンヘンでオペラの初日を迎えました。
ヴェルディ作曲、ルイーザ・ミラーのミラーを歌いました。

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娘を失う悲しい父親の役です。

ヴェルディのオペラの大きな役を全幕歌うのは初めてのことで、これが僕のヴェルディ・デビューです。
ヴェルディのバリトン役というのは、モーツァルトのそれに比べ声に力強さとドラマチックな音色が求められ、特にヨーロッパでは、声が十分に成長するまでは無理をして歌ってはならないとされています。
今回の初挑戦でこの役をなんとか歌いきることが出来たことは大きな成長のあかしだと思っています。

今日までに八月までの全18公演のうち5公演を終えて、うまく行かなかった点を修正する中で、声楽的にも演劇的にもいろいろなものを得ていることを実感しています。時には3日連続公演という週末もあり、厳しい環境の中でこれからどんな発見、発展が続いていくのか楽しみでなりません。

新聞の批評でも歌と演技が褒められていて安心しました。

二人の素晴らしい歌手のミラーを参考まで。






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先週の金曜日から今週の月曜日まで四日間ほど日本におりました。
出身地伊那市でブラームスのドイツ・レクイエムのソロを歌うためです。

本当はもっと余裕をもって日本滞在を楽しみたかったのですが、ミュンヘンで明日木曜日オペラの初日に出演するため、こんなギリギリの日程になってしまい本当に残念です。
ただ、苦労をして帰った甲斐があった素晴らしい演奏会になりました。

ドイツ・レクイエムという曲は合唱にとってもオーケストラにもものすごく難しい曲なので、伊那谷の合唱団とオーケストラの準備がどんな状態か、不安な気持ちで土曜日の初めての練習に向かいました。
まったくの杞憂でした。
アマチュア離れした素晴らしい演奏だったと思います。
伊那谷の音楽文化のレベルの高さに誇らしい気持ちです。

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写真は指揮の横山奏さん、ソプラノソロの牧野元美さんと。

今回はお二人をはじめ、多くの音楽家、音楽愛好家の方たちと音楽談義に花を咲かせたことも楽しい思い出です。
また、考えてみるとドイツに越して以来この季節に日本に帰っていたことがなく、久しぶりの初夏の日本の自然の力強さ、緑の美しさに圧倒されました。

身体的にはハードスケジュールでクタクタになりましたが、精神的にはいい充電になりました。
呼んでいただけたことに感謝です。