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先週土曜日はヴュルツブルクで一番おいしいお寿司屋さん、Kham Sushiの20周年記念祭でオペラアリアや日本歌曲を歌わせていただきました。このお寿司屋さんはたぶんヴュルツブルクで唯一本格的な日本のお寿司が食べられるお店です。
会場になったのは昔ビールの醸造所だった建物で、今は映画館や美術館、イベントスペースなどになっているBürger Bräuという場所でした。

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他にも、ヴュルツブルク音大に在席する日本人学生たちも参加。最後には一緒に故郷を演奏しました。なんとなく音大生時代に戻ったような若返ったような感じがして嬉しかったです。
お寿司もお腹いっぱいいただきました。


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明けて日曜日はニュルンベルクのクラシック音楽一大イベント、クラシック・オープンエアへ。
日中は運営のお手伝いに参加し、夜はお客さんとして一つコンサートを聴かせていただきました。

一流のオーケストラとソリストが演奏するこの演奏会はなんと無料です。広大な芝生の広場に市民が敷物や椅子、ご飯にお酒などをそれぞれ持ち寄り、集まった人数なんと75000人(警察発表)。
これだけ多くの人がクラシック音楽をこうしてくつろいで楽しんでいる姿は、このジャンルが特定の人の高尚な趣味ではなく、全ての人の日常の娯楽になり得ることを感じさせてくれました。
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7月7日の日曜日にレックリングハウゼンという町で宗教曲のソロを歌ってきました。
曲目はモーツァルトの戴冠ミサ曲とバッハの昇天祭オラトリオでした。

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会場のSt.Peterという教会は町のど真ん中にあるシンボル的な建物です。

昇天祭オラトリオは20歳ぐらいのときに芸大のバッハカンタータクラブという団体の定期演奏会でソロを歌って以来でした。当時のことを懐かしく思い出しました。

ドイツではよくあることですが、当日の午後にオーケストラ、指揮者、合唱と初めての合わせをして、その後すぐ本番というハードなスケジュールでした。心臓が鍛えられました。


一昨日からドイツに帰ってきています。

先週土曜日のリサイタルは多くの方にお越しいただき大盛況で終演しました。
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一曲目で舞台に出て会場いっぱいのお客様を見たときは胸が熱くなりました。
お客様が非常に温かく見守ってくださり、一緒に演奏会を盛り上げてくださったおかげで本当に良いコンサートになったと思います。
学生さんの数が多かったことも印象的でした。
若い人にオペラの魅力を知ってもらいたいとの思いから学生券を500円にしましたが、その意味が少しはあったのでしょうか。

素晴らしい共演者のお二人、ピアノの北澤郷子さん、ソプラノの川鍋碧里に出演をお願いすることが出来たのも幸運でした。

今回の準備で特に大変だったのが字幕づくりでした。対訳作りから始めてパワーポイントのデータ化、字幕を当日投影してくださる方用の楽譜への書き込みなど、自分が思っていた以上に労力がかかってしまいました。
ですが、その甲斐あってきてくださった皆さんには好評だったようです。
終演後多くの方に「楽しかった」と言っていただけたのは、字幕、曲目解説のトーク、演技などの工夫をこらしたからだったと思います。常々僕は、クラシックの音楽会を一つの娯楽、エンターテイメントとして気軽に訪れてほしいと考えています。
今回の演奏会にはそんな思いを反映させることが出来たようで、そのことが何より嬉しいです。

この演奏会を支えてくださったすべての皆さんに感謝です。

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演奏会の二日後に実家の田植えを手伝わせてもらうことが出来たのもいい思い出です。
男兄弟が集結し、ほかにも色々な人が加わっての久しぶりの田植えは思っていた以上に楽しい時間でした。
先週の土曜日の本番は、とにかく愉快な演奏会になりました。

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豪華共演者に囲まれて、無伴奏での男性四重唱は特にすごいことになっていました。
あんなメンバーでの《筑波山麓男声合唱団》や《最上川舟歌》はもう二度と体験できないのではないかと思います。
共演者のソロ部分がいい声過ぎて笑ってしまいそうでした。

演奏会の翌日はマタイ受難曲のリハーサルでした。
こちらは指揮の長岡聡季さんの音楽作りがとにかく素晴らしく、オケもソリストもすごい人が集まっています。
そして合唱のコーロ・ヌオーヴォさん。濃厚な表現力に引き込まれ、僕もリハーサル中ついつい、頻繁に合唱を一緒に歌ってしまいました。

リハーサルの後は伊那に帰り、リサイタルの準備を進めていました。
しかしついに明日はそのマタイ受難曲の本番。どんなマタイになるのか、僕もワクワクしています。

明日土曜日16時から。場所は杉並公会堂です。
もしお時間がございましたら是非お越しください。

昨日から日本に帰ってきています。
久しぶりに中国国際航空を使ったのですが、相変わらず北京空港の無料WiFiのつながらなさだけはなんとかして欲しいと思いました。
でも朝食に出る煮卵とザーサイ付きのおかゆはいつもながらとても美味しかったです。

6月1日のリサイタルの前に東京で二つの演奏会に出演します。
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5月に愛を歌う
髙橋基之と仲間たち「アンサンブル・フリーデ」 による夢のコンサート
2019年5月18日土曜日 19:00
音楽の友ホール(神楽坂)

プログラム
・日本歌曲 落葉松、他
・男声カルテット(ハッピーベアーズ)
又吉(トップテノール)、髙橋(セカンドテノール)
井口(バリトン)、妻屋(バス)

・最上川舟歌
・見上げてごらん夜の星を
・筑波山麓男声合唱団 他
演奏者
テノール 又吉 秀樹 バス 妻屋 秀和
テノール 髙橋 基之 バリトン 井口 達
メゾソプラノ 南 あかり
ピアノ 下地 直子 池田宏之 武澤陽介
特別出演 フレーベル少年合唱団 OB 合唱団

チケット:3,000 円

髙橋基之さんは最近まで実践女子学園の校長先生を務めておられた方です。教員の仕事と歌手、合唱指揮者としての活動を両立されてこられました。
他の歌手の皆さんもいずれも日本のオペラ界を牽引するすごい人たちです。
こんな人たちに素晴らしいピアニスト、合唱団まで加わって、誰もが知る名曲の数々をお届けします。

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そしてその一週間後の土曜日にはこちらのコンサート。
日時 2019年 5月25(土)
会場 杉並公会堂
曲目 J.S. バッハ マタイ受難曲 BWV244
指揮 長岡 聡季
独唱 福音史家: 松原 友  イエス: 与那城 敬
 ソプラノ: 星川美保子, 金成佳枝
 アルト : 谷地畝晶子, 髙橋幸恵
 テノール: 鈴木 准  バス: 井口 達
管弦楽 バッハチェンバープレイヤーズ トウキョウ
合唱 コーロ・ヌオーヴォ

コーロ・ヌオーヴォさんのマタイ受難曲の演奏会でイエス以外のバスソロを歌わせていただきます。
こちらも、特に宗教曲の演奏会では大活躍で見ない週末が無いような豪華ソリストの皆さんに囲まれて歌います。幸せです。
マタイは今まで、イエス以外のソロを歌う時でも他のソリストと分け合って歌ったことしかなかったので、こうして全てのアリア、レチタティーボ(セリフ部分)をまとめて歌う機会は初めてです。
また、芸大時代にバッハカンタータクラブでお世話になった長岡聡季さんの指揮で久しぶりに歌えるのも楽しみにしています。