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ウルフの「新しい太陽の書」四部作をついに読み終えました!

拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)
(2008/04/23)
ジーン・ウルフ

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長かった…本当に長かった。
忙しかったのもありますが、四冊読み終えるのに一月以上かかってしまった。
それは何と言っても内容の難解さのせいです。
意味のわからない文章、場面、会話、単語、語り手セヴェリアンの意思によって割愛される描写、なにもかもが謎に包まれていて、読み進めるのがかなり大変だった。
なのに面白い。確かに面白い。不思議な小説でした。

SFとファンタジーの全ての要素が詰まっている感じで、世界観が非常に面白いです。
遠い未来の地球で、未来人と宇宙人と高次宇宙人と過去から蘇った遺物と、中世ファンタジーを地でいく人々と、魔法とテクノロジーと宗教的奇跡とがごっちゃになって、ある瞬間に過去と未来と現在が同時に存在したり(たぶん)するんですから…。書いてて意味が分からなくなってきました(笑)

各巻末の訳者あとがきや解説が「すべての描写に意味があることが最後まで読むとわかる」と言っていたのでその言葉に支えられて最後までたどり着きました。
で、結局意味があることはわかったのですが、その意味を全て読み取ることは出来なかった。
きっと何度も読み返すごとに色んな発見があるんだろうなあ…。
いつか死ぬほど暇になったら読み返したいと思います。