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ご無沙汰しております。
今10日間だけ日本に帰ってきています。

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日曜日に宗研合唱団のマタイ受難曲でバスソロを歌わせていただきます。
声楽を初めて間もないころ、岡谷の吉江忠男先生が指揮をしつつソロを歌われた演奏会を聴いたのがまだ高校生の頃で14、5年前になります。特に先生の歌った中で印象深かったMache dich, mein Herze, reinのアリアを今回歌わせていただくこともあり、あの頃の初めての本格的宗教曲体験の厳粛な気持ちを思い出します。まあ当時はまだマタイ慣れしていなかったので後半ちょっと寝てしまいましたが(´・_・`) 今はマタイを聴いたらアドレナリン出まくりで寝るのは不可能なので、そんな意味でも自分の成長?に驚かされます。

今回マタイを歌うにあたり、先日ヴュルツブルクの歌劇場でミュージカル「ジーザスクライスト・スーパースター」を見たことになんとなく影響を受けているかもしれません。
というのも、このミュージカルでは裏切り者ユダが非常に重要な役どころなんですね。今回のマタイでは大祭司役に加え、4つあるユダのセリフを担当します。少ないセリフですけど、あのミュージカルのユダのことを考えるといままで以上に一言一言の重みを感じずにはいられないですね。

あ、そうそう。ドイツ人に、「5月に日本でマタイを歌うんだ」といったらかなり不審がられました。キリスト教圏では受難曲はイースター前の季節もので、季節はずれの演奏会が無いとは言いませんが、わざわざイースターが終わってすぐのタイミングで受難曲を演奏するのがとても変な感じがするようです。
時期のことだけに限らず、日本で、そして非キリスト教圏の人間が歌うマタイというのは無意識のうちに新たな切り口を提示することが出来るわけで、その点でも演奏する意義がますます大きいと思います。

本当はもっとゆっくり日本で過ごして色んな人に会いたかったのですが、ミュンヘンでオペラの稽古がありギリギリの帰国、そして演奏会後即その夜の飛行機でドイツに発つという強硬スケジュールになってしまいました。
と、こう書くと多忙な売れっ子みたいですが実際にはそうでもありません。

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