2018年06月13日 (水)

先週の金曜日から今週の月曜日まで四日間ほど日本におりました。
出身地伊那市でブラームスのドイツ・レクイエムのソロを歌うためです。
本当はもっと余裕をもって日本滞在を楽しみたかったのですが、ミュンヘンで明日木曜日オペラの初日に出演するため、こんなギリギリの日程になってしまい本当に残念です。
ただ、苦労をして帰った甲斐があった素晴らしい演奏会になりました。
ドイツ・レクイエムという曲は合唱にとってもオーケストラにもものすごく難しい曲なので、伊那谷の合唱団とオーケストラの準備がどんな状態か、不安な気持ちで土曜日の初めての練習に向かいました。
まったくの杞憂でした。
アマチュア離れした素晴らしい演奏だったと思います。
伊那谷の音楽文化のレベルの高さに誇らしい気持ちです。

写真は指揮の横山奏さん、ソプラノソロの牧野元美さんと。
今回はお二人をはじめ、多くの音楽家、音楽愛好家の方たちと音楽談義に花を咲かせたことも楽しい思い出です。
また、考えてみるとドイツに越して以来この季節に日本に帰っていたことがなく、久しぶりの初夏の日本の自然の力強さ、緑の美しさに圧倒されました。
身体的にはハードスケジュールでクタクタになりましたが、精神的にはいい充電になりました。
呼んでいただけたことに感謝です。
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