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最近は10月になると毎年スペイン、マヨルカ島の音楽祭に出演していますが、今年もその季節がやってきました。

10月4日にはマヨルカ島におけるショパンの足跡をたどる演奏会でショパンの歌曲を3曲歌わせていただきました。
ショパンは病気療養のために恋人のジョルジュ・サンドとともにマヨルカ島を訪れ、ひと冬を過ごしていくつかの作品を生み出しました。その滞在の様子をジョルジュ・サンドが「マヨルカの冬」という本に記しています。この演奏会は、そんなふたりの関係やマヨルカ島におけるエピソードなどを朗読とピアノ、歌を交えて語っていく意欲的な試みでした。
私にとってはじめてのポーランド語での歌唱で準備がとんでもなく大変でしたが、共演したポーランド人のソプラノから発音のOKをもらうことが出来たので、努力の甲斐があったのでしょう。

質の悪い携帯での録画で、しかも前奏が切れてしまっているのですが、雰囲気だけでも伝わると思うので動画をアップします。悲しき河、という曲です。





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