FC2ブログ
「コクリコ坂」観てきました。

といいますのも実は芸大寮の黒板に、
「コクリコ坂みてきました。このオンボロな寮も大切にしていこうと思いました」
という寮長の熱い書き込みがあるのを見かけたからです。

素晴らしかった!行ってよかった!

物語は非常に上手く起承転結していて、またストーリーが突飛さや自己満足の説明過剰に陥らず、論理的に納得でき、かつくどくもない自然なものになっています。
それだけでも最近の観ていて頭を抱えたくなるような邦画やアニメ映画の中では貴重ではないかと。
とくに僕が気に入ったのは登場人物の表情や何気ないしぐさの描き方。
必要最小限だからこそより深く伝わってくる表現が心に染みました。

先日のたてもの園の記憶や寮長の言葉のせいもあって、古くなった部室棟の取り壊しをみんなが団結して防ぐくだりは主人公の恋愛パート以上に感動しました。
恋愛パートも最後には古い絆が今につながっていることを示して終わりますが、それが部室棟の話と重なって深い感慨を覚えました。よく出来てるなあ。

正直言ってアリエッティ、ポニョ、ハウル、そして耳をすませばよりもコクリコ坂の方が僕は好きです。

ただ世間では思いのほか賛否両論あるようで…。
褒めている人も多いけど批判する人はかなり全否定していますね。
この映画が駄作なのだとしたらいったいどんな映画が求められているのか、まったく謎です。
僕の映画観はあんまり一般的じゃないのかなあと少し悩んでしまいました。

この映画を見た後に寮長に会ったので男同士の熱い握手を交わしました(笑)

それと。今日放送されていた宮崎親子の姿を追ったNHKのドキュメンタリー「ふたり」観ました。
キャラクターがイキイキしていたのは宮崎駿のおかげも大きかったらしいことがわかって激しく納得しました。
試写会の後の二人のやりとりに爆笑。

宮崎駿(嬉しそうにニヤニヤしながら)「あのねえ、少しは脅かせって、こっちを、それだけですね」

それを宮崎吾朗にスタッフが伝えると
宮崎吾朗(さわやかな苦笑いで)「くそっ…、死ぬなよ。」

ですからね。かあっこいいい!
宮崎駿の長編次回作の絵コンテがちょっと映ってて興奮。
以前にやりたいと言っていた、学生時代の芥川龍之介が主人公の探偵物だったらいいのになあ…。
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック