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みなさんご無沙汰しております。

気が付けば2023年です。
2022年夏以降のの演奏活動のハイライトを簡単に。

一番印象的だったのは、昨年10月にアルベルスローダというライプツィヒの近くの村でオルガンと共に歌った小さなリサイタルです。

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こちらの教会で、マルテ・クレヴェノウというオルガニストとともに約一時間半の演奏会を開催しました。
前半は人の世の喜びと苦悩を世俗音楽を主に歌い、そして後半は宗教曲を核にして苦悩からの昇華を表現したプログラムにしました。
何曲かの日本歌曲とドイツ語の宗教曲、オペラアリア、歌曲を組み合わせ、変化に富みながらも全体として起承転結がある、我ながらいいプログラムになったなあと思っています。
特に面白かったのが、ワーグナーのオペラ、「タンホイザー」のアリア「夕星の歌」がオルガンとうまくはまってお客さんの評判がよかったことです。
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また、演奏会翌日の朝にはゲーテの町、バート・ラウシュテットの教会の礼拝で一曲歌わせていただきました。


そのほかにも、12月には以前マネージメントと経営で関わったドレスデン室内合唱団に歌手として参加するという嬉しい機会がありました。
クリスマスコンサートでしたが、全曲アカペラで、かなり難易度の高い現代曲も多数含まれたプログラム。練習日程もタイトだったのでなかなか大変でした。しかもコロナで次々脱落していく歌手たち…。
ドレスデン室内合唱団はシュッツ全曲録音で世界的に有名な合唱団です。プログラムの中にハインリヒ・シュッツの曲が一曲含まれていて、この合唱団の一員としてシュッツを歌うことが出来て興奮しました。

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クールな雰囲気の演奏会。

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また、今年1月にはミュンヘンのMonacensia im Hildebrandhausというモダンな美術館でオール・モーツァルト・プログラムの演奏会で歌わせていただきました。素晴らしいメゾのカリン・バウアーさんという方と二人でのコンサートでした。

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ミュンヘンの平和の天使像の近くの美術館、というか文学館なのですが、こんな機会でもなければ存在を知ることがなかったと思います。
地元の人に愛される文化スポットという感じで、お客さんがとても温かい満員の演奏会でした。






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2023/02/24(Fri) 19:00 |  |  | 【編集
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