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八月は二週間ドイツの声楽講習会を受けに行っていました。
ワインで有名な地域の有志の方たちが運営しているこの講習会。
とても内容が濃いのに参加費が高くなく、またホストファミリーが無償で泊まるところと食事を提供してくれます。
こんなに素晴らしい講習会はほかにみたことがありません。
僕の泊めていただいたお家では、庭に遊泳用の池があり、一緒に泊まっていたコロンビア人のソプラノと時間のあるときに泳がせてもらいました。

修了演奏会では残念ながらほしかった賞をもらうことが出来なかったのですが、審査員の講評はこれまでになかったぐらいによく、手ごたえを感じることができました。

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修了演奏会の次の日には、参加者全員であるRheinVokalという音楽祭に招待され、オペラガラコンサートを歌ってきました。
この演奏会のギャランティにより、なんと講習会の参加費が実質タダということになりました。
ミラクルです。

9月にはもうひとつ大きなコンクールが控えているので、講習会から帰ってきてからも学んだことを確かめつつ集中して勉強しています。
すっかり間が空いてしまいました。すみません。

ヨーロッパに来て最大の大きな舞台が決まりました。

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10月にマリョーカ諸島の音楽祭Festival MusicaMallorca にて、ベルリン交響楽団をバックにモーツァルトのアリアを歌わせていただけることになりました。ベルリン交響楽団はちょうど今日本演奏ツアー中なようですね。
日本ツアーでも指揮をしているLior Shambadalさんがこの演奏会でも指揮をします。
素晴らしいオーケストラ、指揮者と共演させていただけることに今から興奮が抑えられません。
また、この音楽祭でつながった縁を通じて来年もいくつか大きな舞台をいただけそうで、いままで頑張ってきたことがやっと実を結んでくれそうかな、と嬉しく思っています。
すっかり間が空いてしまいました。
府中での素晴らしいロ短調に出演させていただき幸せな時間を過ごしたあと、少しだけ日本国内を旅行し、今はドイツでの生活がやっと落ち着いてきたところです。
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ドイツに帰ってきてすぐに、新しいプロフィール写真の撮影がありました。
いままでのものが少し威圧的すぎた感があったので、自然な感じを目指しました。
どれを主に使っていくかまだ決めかねているところです。

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今週末はニュルンベルクとリヒテンシュタインでオーディションがあります。
久しぶりのオーディションですので、自分の成長を自分に示すことが最大の目標です。
先週は一週間シュトゥットガルトで「バッハアカデミー」という声楽マスタークラスに参加してきました。
きつかった!
13日の日曜日の礼拝のテレビ収録に参加後、このアカデミーのオーディションを受けるため急いでそのままシュトゥットガルトに移動。
男声の指導者はリート・オラトリオ歌手として一時代を築いたオラフ・ベーアさん。また並行開催されていた指揮のマスタークラスを担当していた指揮者のハンス=クリストフ・ラーデマンからも音楽面で指導を受けました。

今回の課題曲はずばり「ロ短調ミサ曲」。
今週末日本で歌わせていただくこの曲の演奏をより進化させることが参加の目的です。

オラフ・ベーアさんには今回特に発声の面で様々な新しいアイデアをいただくことができ、いくつも大きな発見がありました。
常に聴講者やほかの受講生の前で歌い、公に批評され、厳しく自分と向き合う苦しみは相当のものですが、一日一日と自分が進化していく実感はその過酷さを忘れさせてくれました。
指揮の講習会も聴講し、指揮の面でも大変勉強になりました。

最終日の修了演奏会としてシュトゥットガルトのシュティフツ教会の礼拝で演奏されたカンタータ29番では、光栄なことにソリストとして選ばれ、バスのレチタティーボを歌わせていただきました。

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シュティフツ教会というとドイツの教会音楽界でも非常に有名な教会で、ここにソリストとして立つことが出来たのはとても幸せなことです。
礼拝でこのように演奏する場合は大抵9時前からリハーサルがあり10時過ぎに演奏という形になります。
声楽家にとっては恐ろしい条件です。
今回はそんな早朝のコンディションをうまく整えることが出来たのも嬉しい収穫でした。

明日の飛行機で日本に帰って、今週末は府中でロ短調ミサ曲の本番です。
今回の修行の成果を発揮したいと思います!

先週の土曜日はマルクトハイデンフェルトの教会での礼拝で合唱団の指揮をし、ソロも少し歌いました。
そしてなんと、この礼拝が「テレビ礼拝」としてテレビ放送されます。(放送大学みたいな感じです)

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土曜日は一日中教会にこもり、合唱団の練習や撮影のためのリハーサルにかかりきりになりました。
普段何気なく目にしていたテレビ礼拝の影にこんな苦労が隠れていたとは。。。

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前日の練習の様子。

写真 3
スポットライトで光り過ぎないように粉を顔にふられました。

この合唱団には4か月前から指揮者として関わらせてもらっていて、一か月に一度礼拝で練習の成果を披露してきました。
4か月の間に少しずつ上達していって、今回は本当に素敵な演奏を聴かせてくれました。
大きな成長に心が熱くなりました。

また、自分自身も合唱指揮者としてレベルアップしていることを実感することが出来ました。
ドイツ語での集団に対する指導にも慣れてきた実感があり、嬉しいです。
最近はわざと変な言い回しを使って笑いをとったりすることが出来るようになってきました(^^)

放送は4月3日だそうです。
僕はまだ日本にいて見ることが出来ませんが、友達に録画してもらって後で楽しみたいと思っています。